TySOM-2-7Z100は、Zynq 7000ファミリデバイスの中で最大の容量を備えたXC7Z100またはXC7Z045チップで製造されたコンパクトなプロトタイピングボードです。362 I/Oおよび16 GTXトランシーバを搭載した最大のチップ・パッケージ(FFG900)を活用し、拡張ドータ・カードを使用できる2つのFMC-HPCコネクタを備えており、ペリフェラル選択において最大の柔軟性を保証します。ARM CPU処理システムで必要とされるDDR3 RAM、USB、HDMIなどの標準周辺機器はこのボードに含まれているため、追加のハードウェアコンポーネントなしでLinux OSや別のリアルタイムオペレーティングシステム(RTOS)を起動することが可能です。ARM Cortex CPUで実行されるOSおよびソフトウェアには、処理のために1GBのDDR3 RAMが搭載され、さらに最大32GBのSSDストレージとしてマイクロSDカードを使用することが出来ます。通信とネットワーキングはRJ45コネクタを備えたギガビットイーサネットPHYによって可能で、標準周辺機器は4つのUSBポートを備えたUSB 2.0ハブに接続できます。また、このボードにはTySOMミニコンピュータを標準モニタに接続するためのHDMIコーデックがあります。ほとんどのFPGA I/Oポートは、合計288 I/Oと16 GTXラインを提供する2つのFMC-HPCソケットに配線されています。したがって、Aldecおよび他ベンダによって提供されるFMCドーターカードとして、追加のデバイスを接続することが出来ます。
Chipset / SoC
Memory
Interfaces
Multimedia
Miscellaneous
Dimensions