アルデックのツールにはアルテラの全デバイスに対応したデザインツール、Quartus IIと接続するネイティブのインタフェースがあります。アルデックはアルテラと連携し、共通のお客様に、デバイスとライブラリのサポート、GUIの統一などについて統合的なサポートを展開しています。
アルデックのツールはアルテラのFPGAおよびSoCデバイスを、Cycloneファミリ、Arria、Stratixファミリなどを含め、すべてサポートしています。アルデックはアルテラのCPLDファミリ、MAXシリーズもサポートしています。
ユーザーはアルテラのEDAシミュレーションライブラリ・コンパイラユーティリティでシミュレーションライブラリをコンパイルできます。このユーティリティはActive-HDLとRiviera-PROを両方ともサポートしています。
アルデックはアルテラ向けにコンパイル済みのVHDL/Verilogライブラリも用意しており、いつでもアルデックのウェブサイトからダウンロードできます。
アルデックのActive-HDLとRiviera-PROは、RTLシミュレーションとゲートレベルシミュレーションについて、アルテラQuartus IIに正式対応しているEDAシミュレータです。アルデックのツールでアルテラのデザインをシミュレーションする場合、作業環境の設定、シミュレーションライブラリのコンパイル、シミュレーション実行の順に進めていくことになります。
Quartus IIで生成したIPコアはすべてアルデックのツールでも使えます。Quartus IIはIPシミュレーション・スクリプトを生成するので、ユーザーはそのスクリプトでIPを直接シミュレーションできます。
アルデックはアルテラのMAX+PLUS IIソフトウェアからHDLのレガシーデザインをインポートする機能を持っています。レガシープロジェクトのどのようなHDLファイルでもまるごとアルデックのツールにインポートできます。そのHDLファイルを編集してアルテラの新しいデバイスにリターゲットすることもできます。