アルデック、第36回DASCで「DO-254のHDLコーディング基準と最適手法」のチュートリアルを開講Date: 2017/09/17 Type: ReleaseSt. Petersburg, FL – 2017年9月17日 - アルデックはボーイング、ロックウェルコリンズなど大手企業も出展する36th Digital Avionics Systems Conference (DASC) に参加します。DASCはフロリダ州セントピーターズバーグで9月17~21日に開催される展示会で、民生・軍事・航空全般向けのデジタル航空宇宙技術について新しい知を交換する場となっています。第36回のDASCのテーマは、多岐にわたるプラットフォームを宇宙システムや近代的な民間航空システム内に安全かつ効率的に収めるための設計技術・手順・規則です。 カンファレンスでは最新の研究を技術論文やチュートリアルの形でご紹介します。カンファレンスの設計保証のトラックにご参加ください。アルデックの検証スペシャリスト、Alexander Gnusinが「DO-254に最適なHDLコーディング基準と手法」と題してチュートリアルを行います。 オンラインチュートリアル:「FAAとEASAが採用を勧告するDO-254プロジェクトの検証計画の一環としてのHDLコーディング基準」 このチュートリアルでは、HDLコーディング基準の最適事例について概略を説明します。 1. VHDLコードの最適手法とコードのスタティック検証 - 次のトピックを、VHDLサンプルコードと共に、図をまじえて説明します。 a. 安全なコードの書き方: 安全なデータ型とパッケージ、範囲の宣言、ビット幅合の一致とセンシティビティリストの検証b. デザインレビューに合わせた安全なコーディングスタイルc. 安全なインプリメント(合成)手法: ケースのオーバーラップや完全性、到達しえない条件、プロセス要件など 2. クロックとリセットの検証 - 次のトピックをVHDLサンプルコードと共に、図を交えて説明します。 a. 半自動のデザイン制約作成b. クロックツリー検証c. リセットツリー検証d. クロックを複数持つデザインのクロックドメイン交差検証e. 品質レポートと接続探索 アルデックについてアルデックは米国ネバダ州ヘンダーソンに本社を置く、エレクトロニクス・デザイン検証のインダストリ・リーダです。RTL設計、RTLシミュレータ、ハードウェア・アシステッド・ベリフィケーション、SoC/ASICプロトタイピング、デザインルールチェック、CDC検証、IPコア、要求ライフサイクル管理、DO-254機能検証、組込みソリューションおよび軍事/航空宇宙向けソリューションといったパテントを取得したテクノロジを提供しています。www.aldec.comDASCについて年一回開催のDigital Avionics Systems Conference (DASC) はアメリカ航空宇宙学会 (AIAA) とアメリカ電気電子学会 (IEEE) 加盟者の専門的関心に合わせ、航空宇宙に関する学術、研究、技術などのトピックの発表の場として、さらなる発展を促すカンファレンスです。www.dasconline.org